〜「日々進歩」の一ヶ月 矢野順哉さん〜
「驚きの連続、中国・北京」
中国語力の向上、そして他大学の学生と知り合いたいと思い、今回の夏の短期研
修に参加しました。北京に着くと、何もかもが驚きの連続でした。道路の大きさ、料
理の辛さ、美味しさ、まずさ、そして物価の安さ。中国へ行ったからこそ感じることの
できた驚きでした。
「日々進歩」の毎日
北京到着翌日から中国語クラスとインターン(企業内日本語講師)が始まりました。
インターン初日はこれからどうやって日本語を教えていこう、中国人社員とどうやって
1ヶ月つきあっていこうかなどと考えものすごく緊張しました。でも、緊張と不安は1日
でなくなりました。会社の人たちがすごく親切に接してくれたからです。中国人社員に
中国語を教えていて、感心したところは「学びたい」という気持ちが強いということです。
これには、僕も触発されてどこに行ってもメモ帳を持ち歩いて常にメモを取るようにして
いました。そうしている中で、自分の中国語は日に日に上達していくのを感じることが
でき、帰国前にはこのメモ帳が2冊になりました。
「百聞は一見にしかず」
仕事が終わると、社員の人とスポーツをしたり、ご飯を食べに行ったり、カラオケに
行ったりしました。中国をニュースで見ていたときは、反日デモの様子など、怖い
人たちというイメージでしたが、百聞は一見にしかずで、実際に自分の目で、
肌で感じ取った中国、中国人は出発前のイメージと180度逆でした。自分で
実際に行かなければ見えてこなかった中国を見ることができました。
「一生の友人ができた」
また、同じCIPインターンシップ生にも個性の強い、自分の大学では知り合うこと
のできない人ばかりでした。インターン先から留学生寮に帰ってからは、同じ留学
生同士で集まって毎晩いろんな話をしました。その日の出来事や、恋愛、友人、
さらに日中関係についてなど。今回の研修で、一生大事にしていきたいと思える
友人たちと出会うことができ、人との出会い、人とのつながりを大事に思うように
なりました。本当に貴重な一ヶ月であり、有意義な夏休みでした。
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3.「夢想成真」
「国際派教師」への道のり
〜「国際派教師」への道のり 岩井綾子さん〜
中国で「社会」を知る
私は大学4年次に約半年間、北京のIT関係の会社でインターンをする機会に
恵まれました。中国語のレベルが十分でなかった私は、会社からほど近い大学
留学生寮に住み、他国からの留学生と共に午前中は授業に出席し、午後は
会社でのインターンという生活を送っていました。主な仕事の内容は、社員への
日本語教育や簡単な翻訳作業などで、日本語の授業は、ほとんど私が自由に
作ることが出来る分、工夫や準備が必要な仕事でした。また、会議を見たり、直
接社員の方に話を聞いたりすることで、会社というものの構造や雰囲気、そして
その中での一人一人の役割など、今まで漠然としか描けなかったイメージを、
具体的に掴むことが出来ました。
インターンで「自分」を見つめなおす
このようにして、半年間の中国生活を通して私が得たものはたくさんありますが、
その中でも最大のものは、やはり「自分の価値観を正面から見直す機会」だった
と思います。中国へ飛び立った当時の私が思い描いていた将来の自分は、外
国語を使いこなして国際的な場で働く姿でした。しかし、実際のその理想に近い
形で生活をしてみて、私は次のような問いにぶつかりました。自分が本当に望む
仕事・働き方とは何か。自分が大切にしたいものとは何なのか。
学んだことを日本の子どもたちに伝えたい
帰国してからも悩み続け、そして出てきた答えは「日本で教師になること」でした。
幸運にも、今年度の教員採用試験に合格し、来年からは正式に中学の英語
教員になります。中国に行っておいて英語の教員になるというのは、一見結びつ
かないように思われるかもしれません。しかし、英語以外の言語を学び、それを
使って生活や仕事をすることで「外国語を学ぶ意味」をよりはっきり実感できたことや、
日本とは違う価値観の世界に身を置いて多くの人と交流したこと、そして広い視野で
自分を客観的に見つめ直せたことは、これから教員として生徒と接していく上で、大い
に生かされると思います。自分自身の経験をもって語られる言葉は、説得力をもって
子供たちに響いていくと信じて、これからの教員としての人生に熱を注いでいきたい
です。
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