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I N D E X *****************************
1. 「中国風聞帖」
〜 「老北京的風趣」 〜
2. 「光輝歳月」 〜アメリカから中国へ 国際派ビジネスパーソンを目指して
速水 りえ さん
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3. 「好好学習・天天向上」 〜 今月のニュースの中国語 〜
4. 「CIPニュース」
〜 説明会のお知らせ 〜
5. 編集後記
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1. 「中国風聞帖」 〜 「老北京的風趣」 〜
北京といえば、何を思い浮かべるでしょうか?08年のオリンピックに向けて経済成長を
続ける、現代中国の首都、国際都市としての北京でしょうか?それとも、故宮・万里
の長城などの壮大な歴史的遺産でしょうか?
北京には、まだまだいろんな「顔」があります。今回は、中国の伝統的な暮らしと庶民
の歴史の息づく「老北京」の風景をご紹介します。
北京的由来
中国の首都、北京。その歴史は紀元前まで遡ります。紀元前11世紀、殷を倒した
周の武王の弟が、現在の北京周辺に燕国を開き、その首都・薊を現在の北京に
置きました。燕国の京城(みやこ)ということから、薊はいつしか「燕京」と呼ばれるよう
になり、今でも北京を「燕」といいます。
その後、始皇帝の時代や、モンゴル人の支配の時代を経て、「北京」という名前が
歴史に登場するのは明の時代。もともとは「南京」に都を置いていた明王朝ですが、
内部の争いがおき、帝位を奪った永楽帝が都を移し、南京に対して北の都という意
味を込めて「北京」と名付けました。1421年のことです。
■豆知識 ■ 北京話
東京にも東京弁があるように、標準語地域の北京にも地元に根ざした北京語があり
ます。例えば芝麻の発音 zhi ma は zhi me 豆腐のdou fu は dou
feと韻母の発
音が軽くなる傾向があるようです。また、把(ba)を把(bai)と発音したり、単母音を復
母音にして発音することもあり ます。
老北京的風景〜胡同と四合院〜
大通りから1本横道に入ると昔ながらの家、「四合院」が立ち並んだ横丁が現れます。
これが、「胡同」。胡同とはもともと「井戸」という意味のモンゴル語が由来です。昔か
ら水のあるところには人が集まるといいます。胡同は「人が集まり住むところ」を
表しているのですね。
胡同の歴史は約700年前まで遡ります。人々は「四合院」を建て、いくつもの隣り合って
並ぶ細い路地を形成しました。四合院とは真ん中に庭があり、その庭を囲むように4つの
家屋が並ぶ歴史的な建築様式です。天安門広場を中心に、市内に現在も3千軒ほど
が残って おり、今でも人々が生活しています。
この昔ながらの北京の趣を残す「四合院」と「胡同」、今中国国内でもブームとなってい
るようです。「胡同遊」というツアーが組まれたり、「四合院」を改装したレストランやバー
なども増えました。
■豆知識 ■ 「老北京」的価値
海外で成功を収めた帰国者などの間で、「四合院」への投資が注目を浴びています。
「四合院」は1平米当たり1万5千元と、北京の平均地価の6倍の値段で取引されるように
なっているとのこと。開発のため取り壊されることも多かった「四合院」ですが、歴史的な価
値が認められるようになり「都心の庭付き一戸建て邸宅」として成功のステイタスシンボルに
もなりつつあるようです。
北京的小吃
北京といえば、やはり思い浮かぶのは「北京ダック」でしょうか。「北京ダック」以外にも、北
京にはまだまだおいしい「小吃」(おやつ・軽食)があるのです。
まず、北京の朝食の定番といえば「豆腐脳」。ちょっと食べるのをためらってしまいそうな響
きですが、この「豆腐脳」、お豆腐の上に餡がかかったもので、このお豆腐が玉のように白
く、滑らかで、一口食べると口の中でとろけていきます。
お昼にちょっと小腹がすいたら「炸醤面」はいかがでしょうか。日本でも中華料理店などに
あるこの「炸醤面」、実は北京の名物なのです。手打ちの麺上に味噌で作ったたれをか
けて食べる本場の味をぜひ北京で味わってみたいですね。
さてこれらさまざまな「小吃」を手軽に食べられるところがあります。北京一の繁華街王府
井の中心・新東安市場の地下。まるで清代の街にタイムスリップしたようなコーナーがあり、
伝統的な「小吃」を食べながら、「老北京」の風情に浸ることができます。勢いよく発展す
る「新北京」とはまた違った魅力を持つ古き良き「老北京」の風景を探しに出かけてはいか
がでしょうか。